ヨロコブラのヒゲ。ヒゲとヨロコブラ開発の話5

続きです。

 

ひげちびボの後、四苦八苦しつつもヨロコブラ錬成に成功し

 

ついに・・・

 

2015年7月、ヨロコブラ2タイプ(引きずりバージョン&スティックバージョン)

発売★の運びとなりました。

どーでもいい裏話ですがヨロコブラって名前のおもちゃは実はもっと前に全然ちがうおもちゃにつけた名前でした^^;でもこっちにしっくりくるな、、、とこれになりましたん。その後商標登録して現在に至ります。

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不気味な見た目と動きがばかばかしくて

うちのメンバーの反応も楽しくてサイコーなものになりました。

なんなんだこれは。

なんなんだこのばかばかしさは。

 

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ぱっと見の地味さと

動かしたときの不気味さが際立つヨロコブラは

猫さんに聞いたから出来上がったものでした。

 

ありそうで、なかった

 

と言われることも多かったかな。

そりゃそうだ、ちゃっくんのヒゲから生まれたんだもの。

こんなばかばかしいものをまじめに作るメーカーなんてないデショ。

 

とにかく、

 

新しい宝ができた^o^/

 

 

猫の家の宝、ヒゲ使ったおもちゃは

ひげちびボが最初(多分世界初デショ)だったし

猫の家のおもちゃはほぼほぼ地味ではあるのだけれど

ヨロコブラはその不気味さで

絶対うちにしかできない(ってかやろうと思わんだろ^^;)

猫の家の看板になりました。

 

 

(途中イベントや百貨店催事での直接販売、一時期アマゾンもありましたが)

ほぼインターネットでの自社通販で

広告を一切していないとはいえ

2015年7月発売から8年が経過し、販売期間も長くなりましたので

ご愛用いただいている方、ご存知の方もずいぶん多くなったと思います。

 

有名な方に使っていただいていることもチラホラあるようで

テレビに映っていたよ~、〇〇の動画で出てた~

〇〇の雑誌、本に載っていたよ~等教えていただくことも時折あります

(テレビないうち、、、)

 

シアワセな猫さんと飼い主さん、

これからもっとシアワセになれる猫さんと保護者が楽しく過ごす生活の

ちょこっとお手伝いができたら何よりと思っております☆

 

 

次は ヨロコブラ大漁への道 編です~

 

ヨロコブラのヒゲ。ヒゲとヨロコブラ開発の話4

前回に続き

2014年秋冬~2015年1月2月ごろの話です。

 

 

 

そうこうしているうちに

今はぱっと見真っ黒だけど、ほんとはシマシマ猫な

うなさんを見ながら

(当時さまざまな事情で別の名前になったりしていました)

 

うなさんの子分、「ちびボのシックなバージョンやろう」

と思い(安易)

 

製法検討いろいろ試行錯誤した結果

2015年2月、ひげちびボ発売となりました。

 

ヨロコブラ的なイメージは最初から浮かんではいたものの

技術面が確立できず。

技術面がクリアできたひげちびボから。

 

・・・とはいえできたときは

 

これこれ★

 

という気持ちになったなぁ。

 

 

当時の記事↓

茶色マン新作★ひげ&ひげ

 

ひげスティック

 

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気持ち悪い動きのおもちゃになり、うちのメンバーの大半が気に入り

発売以来、意外と丈夫なものとしてお客さまからも好評です。

 

そうこうしているうちにサイコーの胴体を見つけて

ヒゲと胴体をビシっとくっつける方法も編み出し

(でも何回も変更してて今はそのころとはまた違う方法になってるな)

できてしまった・・・

 

つづく

ヨロコブラのヒゲ。ヒゲの開発とヨロコブラ開発の話3

前回に続き

2014年秋冬~2015年1月ごろの話です。

 

ヒゲのプロトタイプが完成し、組み合わせるものを考えていて

もう最初から、ヒゲの根元の太さと同じくらいの太さのヒモと合わせたいなぁと

感覚的には思っていたんです。

 

ヨロコブラ胴体部分(茶色いところ)は比較的すんなり決まり

ヨロコブラ的なものはもう浮かんでいたんですが

 

くっつけかたが見つけられなかった。

加工が難しい。

 

「くっつけられるのか??」

から

 

「うまくつかない」

「個体差が出すぎる」

「つきかたが美しくないのがでる」

 

というところまでナントカカントカこぎつけて

大漁の失敗とゴミを出しながら

だんだんと解決して全部クリアできた^o^/

 

他のおもちゃもそうだけど

手の指で数えられるような数は簡単かもしれません。

が、たくさんを均一に安定して作るのは

別の困難があるのであった・・・

 

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「おもちゃの開発」は当然猫の家の仕事。

(この部分は主に猫が担当して人スタッフと共同作業になる)

 

そこから、

 

「作り方・方法」 と、 「作るための道具」

を作るのが猫の家の仕事の大きいところかもしれないです。

 

どんなものにするか

どういうものにしたいか

 

これが先にあって、それを具体的に

形に製品にしていきますが

その方法や仕上げ方を編み出し随時改善していくこと。

 

 

「生産」

はもちろん必要で大きな仕事ではあるのですが

 

それはあくまでも仕事の1つというか、一部なのであります。

 

ただ大漁に作れればとは思わないのです・・・

 

まだまだつづきます